今日は世の中的には祝日らしい、と今朝知りました。

もともと祝日はほぼ意識しないで仕事してるし、特に今は毎日家にいるからまったく関係ないしで、すっかり忘れていたわけですよ。

でも、そうとわかったらこっちのもの。何がこっちのものかというと、世の中が休みだと電話やメールが来ないので、仕事がはかどるのですね、これが!

いや、働き方改革観点から考えればもちろん良くないことなのですが、ま、労働者ではないので知らん顔っす。

溜まってた仕事を朝から怒涛のごとく片付け、一番の大物以外は全部終わらせましたー!うん、俺、偉い!

では、ちょっと走って来ます。

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今日は、奄美の島唄のお話。

奄美には、独特の「島唄」があります。

人が集まると誰かが三線を弾き出し、みんなで交互に歌います。誰かが歌っているときは、誰かが合いの手をいれます。

奄美の生活に深く深く根づいていると言って良いと思います。

裏声を多用する独特の歌唱法が特徴ですね。

私は、興味はあるのですが、なにせ奄美の中では都会である名瀬の出身なので、いかんせん、島唄の歌詞の意味がわかりませんし、発音もできません。そんなわけで、なかなか島唄には手が出せずにいます。

奄美のウタシャ(島唄を歌う人のこと)のレベルは高くて、民謡の全国大会で優勝というニュースをよく耳にします。

奄美の島唄をベースとするメジャー歌手も何人もいます。

もっとも有名なのは、元ちとせですね。「ワダツミの木」がヒットしました。

他には、城南海、中孝介など。

城南海が歌う島唄(よいすら節)の映像がYoutubeにありました。どうぞお聴きください(彼女が着ているのが本場奄美大島紬です)。

https://youtu.be/_CMEKV-meSU

ランナーのみなさん、新型コロナウィルス感染防止のために、日々マスク装着ランでがんばっていらっしゃることと思います。

ただ、マスクランは、ゆるゆるランナー(あたし)ならまだ良いですが、記録狙いである程度以上スピードを出すランナーにとっては、呼吸が苦しくて「こりゃ、あかん!」という感じですよね。

息ができなくてスピードが出せず、ストレスが溜まる!という声を多く耳にします。

今日は、そんなマジメなランナーのみなさんに朗報です。ほんのちょっと考え方を変えるだけで、マスクランがとっても楽しくなるのです!

なに、簡単なことです。「マスクランは高地トレーニングと同じ効果がある!」と認識するだけ!

ね、目からうろこでしょ。ものは考えようですねぇ。

ランナーにとって高地トレーニングは、「いつかはやってみたい」あこがれの対象(プロじゃないんだから、マラソンのトレーニグのためだけにわざわざケニアに行けないわよ)。

それが、マスクをつけるだけで実現できるのですから、こんな素敵なことはないではありませんか。

これで明日からのマスクランが楽しみで楽しみで仕方がなくなったでしょ?

いやね、マスクランは高地トレーニングのような効果は「ほとんどない」という説があることは重々承知しとります。でも、「ほとんどない」ということは、「少しはある」ということじゃないですか。

少しでも効果があるのなら、前向きに捉えることができますよね。

それに、マスクランには、他にもいいところがいっぱい。

〇人相がわからないので、ご近所の人に見られてもあなただとばれない。「あの人いつも走ってるのにすっごく遅いよね」なんて陰口を叩かれなくて済みます。

〇鼻や口から虫が入って来るのを防げます。ホント、しょっちょう、カナブンとかカマキリとかムカデとかときには鳩とか入って来て困ってたのよん。

というわけで、愛すべきランナーのみなさま、これからも元気にマスクランにいそしみましょう!

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5枚つけてみました。ああ、苦しかった・・・。

2年前から通っているピアノ教室も、コロナのせいで4月8日から5月6日までお休みです。

休みが始まる前は、「1箇月も休みがあるのだから、いっぱい練習しよ」と思っていたのですが、人間ダメなもので、「今日がんばらなくても、明日がんばればいい」という気持ちが働くと、意外と練習しないものですね。

そうこうしてる内に5月が近づいてきたわけですが、緊急事態宣言が延長されるかも知れないという状況になってくると、ますます練習に身が入りません。「一所懸命練習したって、延長されたらまたしばらく教室に行けないんだもん」というなんとなく投げやりな気持ちが、心に巣食ってしまってるのです。

もちろんレベルは全然違いますが、オリンピック選手の方々も、今は同じような気持ちなのでしょうねぇ。

この状況を長引かせないためにも、今はみんなで力を合わせましょう。私は今日も、全力で家にいます!

ふと思ったのですが、

安倍さんがアベノマスク以外のマスクをかけたら、国民みんなきっと怒るでしょう。

でも一方で、安倍家にアベノマスクが3枚以上あったら、それもまた国民みんなきっと怒るでしょう。

安倍さん、仕方なく2枚しかないアベノマスクを毎日洗濯して使ってるものとみえて(昭恵夫人が使わない人で良かったね)、毎日少しずつ小さくなっていってる気がします。

大変ですね・・・。

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画像はこちらのサイトからお借りしました。

 

今日は奄美の方言のお話。

奄美は田舎ですから、当然、方言があります。

私が生まれた大島本島は周囲約400kmの大きな島ですから、大島本島の中でも、地域によって言葉が微妙に違います。私は名瀬(なぜ)の生まれなので名瀬の方言は聞いて理解できますが、父母の出身地である平田(へだ)の方言となると、半分も理解できません。

(他の地域でも多かれ少なかれそうでしょうが)奄美の方言は、単語そのものから違うのでやっかいです。

たとえば、蚊⇒がじゃみ かえる⇒びっきゃ 山羊⇒ひんじゃ 豚⇒うゎ  など。

※子のことは「くぁ」といいます。結果、子豚は「うゎっくぁっ」です!

これでは、初めての方が理解するのは到底無理ですね(汗)。

そんな面白い奄美の方言のいくつかをご紹介しましょう。

 

〇うがみんしょーらん⇒おはよう、こんにちは、こんばんわ

〇きょらむん⇒美人

〇はげー⇒感嘆符、うわー、へー、すごーい などの意

⇒若干頭髪に自信のない方は、奄美に旅行に行くと、あちこちで心を傷つけられるかも知れませんが、だいじょうぶ、そういう意味ではないのです・・・。

〇とうとがなし⇒意味不明。驚いたときに思わず発する言葉

⇒うちの母は、しょっちゅう言ってました。

〇よーね⇒夜

〇いもりんしょりょう⇒いらっしゃい

 

ただ、今はテレビやラジオなどで標準語に触れることが多いので、若者は上のような単語はあまり使いません。アクセントやイントネーションは独特のものがあるけれど、単語や言い回しなどはほとんど標準語をしゃべるということです。

ただ、若者でも、確実に使う定番方言があります。それが以下。

 

わん⇒「僕」「私」

いゃー⇒「あなた」「君」

 

「今日、遊びに行く?」「わんはいかん」

「今日、いゃーの家に行っていい?」

といった感じで使います。

 

不思議でしょ?

 

あ、私が奄美の方言の話をすると、「奄美の方言でしゃべってみて」とよく言われますが、私は東京暮らしの方が圧倒的に長いので、残念ながら、もう奄美の方言は忘れてしまってしゃべれません(聞く分にはわかるのですけどね)。

当然のことながら山中教授を批判する趣旨では絶対にありませんので、くれぐれも誤解なきようにお願いします。

ご近所ランニング用に、Buffを使ってみました。ランニングエチケットとして力強いアイテムだと思いますが(飛沫飛散を防げる、市販のマスクと比べて呼吸が楽)、個人的に気になった点が2点。

〇暑い!

 顔の下半分と首を全部覆うので、かなり暑いです。夏は無理だなーと。

〇薄い!

 確かに市販マスクより呼吸がしやすくてその点は良いのですが、呼吸がしやすい理由は、単に生地が薄いためのように思います。

 こんなに薄いと、飛沫の飛散を抑える効果はあっても、ウィルス遮蔽効果はほぼないのではないか(専門家ではないので、違ったらごめんなさい)。

ということで、こんなマスクを自作してみました。

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しろうとの手縫いなので汚いですが、逆に言えば、不器用な男性でも簡単に作れる、ということで。 

<利点>

マスクなので、首を覆うことがなく、それほど暑さを感じません。

タオル地一枚なので(そこがミソ。あえて1枚にしたのです)、呼吸全然楽です。ウィルス遮蔽効果は薄いでしょうが、飛沫飛散は防止できるかと(つまり、Buffと同じ効果がある)。

昨日使ってみましたが、とっても快適でした!

 

★2020年4月30日追記

ここで紹介したタオル地マスク、ゆるランなら良いのですが、スピードを上げて走ると、やはり少し息苦しさを感じてしまいました(それと、タオル地なだけに、息をすると口に吸いつくし、気温が上がると暑い!)。

この投稿を信じて自作した方には、大変申し訳ないです。私もわかってなかったので、どうぞお許しを。

代わりに、こんなマスクを自作してみました(画像をクリックすると大きくなります)。

素材は100円ショップに売ってる「端切れ」です。上の辺には、少し太めのクリップを伸ばしたもの(つまり、針金)を入れてあるので、鼻にぴったり装着でき、走ってもずれません)。

  • 素材が薄いので、息苦しさがまったくない。
  • 素材がタオル地より固いので、口に吸いつくことがない。
  • 暑くない。

 

これは、何回か試してみて本当に快適でした。マスクランの選択肢はいろいろあると思いますが、選択肢のひとつとして、良かったらどうぞ。

「私の生まれ故郷奄美大島」をシリーズで書いています。すでに⑪まで披露しましたが、まだネタは3〜4個ありますよ

でも、今日は少し気分を変えて別のことを書いてみたいと思います。

みなさんもそうだと思いますが、今私は、「全力で家にいる」を実践しています。もともと事務所で一人で仕事をする時間が長いですが、コロナ蔓延の前は、なんだかんだと外に出ることも多かったですね。

 

  • 客先アポ
  • ランニング
  • 食事
  • 買い物
  • 飲み会
  • ピアノのレッスン
  • 旅行

 

このうち、今は完全にゼロなもの

  • 飲み会
  • ピアノのレッスン
  • 旅行

 

完全にゼロではないけれども、ほぼゼロに近いもの

  • 客先アポ
  • 食事
  • 買い物

 

以前ほどではないけれども、精力的に行っているもの

  • ランニング(免疫力向上のため。人が少ない場所を選んで走っています)

 

結果的に今は、朝の一人ランニングとたまの近くのスーパーへの買い物以外は、ほぼ外出しない生活が続いていることになります。

客先アポは、お客さまにお願いして、極力電話とメールで済ませるようにしています。「やれば結構できるものだな」と実感しています。

今日時点では、発熱はないし、味覚も正常です。

以上のように、私はその気になれば「全力で家にいる」を実践できるので、とっても幸せだと思っています。

家にいたくてもいれない人、それどころか、医療従事者、スーパーなどの店員さん、運送業者など、こんな中でも我々のために働いてくださっている方々には、申し訳ない気持ちと感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございます。

我慢できる人は、とにかく今は我慢しましょう。そして、一日も早く元の生活を取り戻しましょう!

先日奄美に住む毒蛇ハブの話をしましたが(こちら)、その折ネットで「ハブ」を検索していたときにあまりに面白いものを見つけたので、今日はそのご紹介をしちゃいます!

その正体は、Vシネマ監督である城定秀夫さんが作った、その名も「USBハブ」

城定さんがツイッター(@jojohideo1975)で披露したようですが、城定さんのコメントがついていました。

「ぼくが作ったUSBハブを誰か商品化してください。野外PC作業の際にはスズメよけにもなります。」

いやいや、こういう感覚大好きです!本当に商品化されたら良いですね。

奄美大島話を書き始めてみたら、意外と話題が多いことに、私自身驚いています。奇想天外、面白い島だと改めて実感した次第です〜!

今日は、奄美の伝統産業である本場奄美大島紬について。

とは言っても、私は大島紬の製作方法について詳しい知識を持ち合わせておりません。間違った情報をご提供するわけにはいきませんので、紬そのものではなく、紬で作った小物のご紹介をします。

写真の通りで、たくさんの小物が販売されています。お財布、ポシェットなどが特にお薦めですかねぇ。とっても素敵ですよ。

奄美に赴かれた折は、空港や名瀬の街中のお土産店でお買い求めいただけます。

そして、男性の方には、ネクタイもあります。

5000円〜10000円程度と、お求めやすい価格となっています。

ネクタイについて私の話をしますと、

母がずっと織工でした。織り上げるのに1箇月程度かかるのですが、ある程度余裕を持たせて織るので、必ず端切れが出ます。

その端切れを業者さんに持って行くと、ネクタイなどの小物を製作していただけるのです。

そんなことで、私は、母が織った紬のネクタイを20本程度所有しております。仕事のときはいつも締めているし、私の宝物です。

ちなみに、織工さんにもいろいろとレベルがあって、私の母は最高クラスです。ときどき、京都で開かれるなんとか品評会に出品していたぐらい。人間国宝クラスと言っても過言ではないと思います。

ですから、母が織った紬で作ったネクタイもまた最高級品。買うときっと何万円もするものと思います。

それを無料で20本も入手できたのですから、私は幸せ者ですね。

今日はハブのお話。

奄美には、ハブがいます。

でも、面白いことに、いる島といない島とがあるんです。

〇いる島

 本島、加計呂麻(かけろま)島、請島、与路島、徳之島

〇いない島

 喜界島、沖永良部島、与論島

理由は、火山帯があるからとかなんだとかいろいろ言われていますが、本当のところはわからないらしいです。

こちらのページからお借りしました。

私が生まれて育った大島本島には、うじゃうじゃいます。とは言え、何回もお話したように私は名瀬市(今は奄美市)の出身、奄美の中では都会っ子なので、野生のハブにはほぼなじみがありません。もっと田舎の方ではどうなのか、よく知りません。

名瀬には、「ハブセンター」があります。

ハブのはく製やら、ハブに噛まれて切断した人の足のアルコール漬けやらが展示されてて、あまり気持ちの良いものではありません。野生のハブを捕まえて持っていくと、確か1匹3000円で買ってくれるらしいです。

この施設で、昔は、ハブとマングースの戦いをショーという形でやってました。今は動物保護の観点から禁止になったそうですが。

マングースは素早いので、その場ではまず間違いなくマングースが勝つのですが、マングースとてハブの毒に免疫があるわけではないので、どこかを噛まれていて後で死んじゃうこともよくあるそうです。

私が奄美に18年間いて、野生のハブに遭遇したのは2回だけです。

 

〇 名瀬で山の上に住んでいる親戚のおじいちゃんの家に遊びに行く際に遭遇

今にして思えば、よくあんな時間(夜遅く)にあんな山道を歩いていたものだと思います。子供の私が前を歩き、後ろから母が懐中電灯で照らしていました。

母が、突然叫び声を上げたのです。ビックリした私が足元を見ると、ハブがとぐろを巻いていました(臨戦態勢)。

ただ、母の叫び声にハブも驚いたのか、次の瞬間には草むらに逃げて行ってしまいました。

どうやら私は、ハブの上を超えて歩いていた模様。

ハブは、とぐろを巻かないと攻撃できません。そのため、「2番目の人が危ない」と良く言われます。ハブが人間を感知してとぐろを巻き、2番目の人に飛びかかるという理屈です。

ある意味私は安全圏で、母が見つけなかったら危なかった、ということですね。

 

〇浜にキャンプに行ったとき、夜中に遭遇

どこの浜だったのかは覚えていませんが、何人かで浜に泊りがけでキャンプに行きました。

私は、夜中もよおして、目が覚めました。ハブのことなど考えもせずに、テントを出て、近くの岩場へ。岩場の上からしーしーやっておりましたら、目の前になにやら動くものが。

月明かりの中で目を凝らしてみると、な、なんと、私のものと同じ形をした生き物がじっとこちらを見ているではありませんか!

もちろん、ハブでございます。とにかく早く逃げたいのですが、残念ながら、一度出始めたおしっこはすぐには止まりません。しーしーしながらしばらくの間ハブと睨めっこをするというなんともシュールな状態。

幸いにしてハブは私に飛びかかることなく、なんとか事なきをえた次第です(大事なところを噛まれていたらどうなっていたのでしょう・・・。)。

 

今は、各村に血清が整備されたので亡くなる人はほぼいなくなりましたが、当時はもしも噛まれていたら本当に命が危なかったと思います、くわばら、くわばら・・・。

父は、釣りが大好きな人でした。子供の頃から平田(へだ)で磯釣りにいそしんでいたらしいです。

私がある程度大きくなってからは(その頃は名瀬住まい)、2人でよく名瀬市近くの岩場へ磯釣りに行きました。

父は、磯釣りだけでなく「船釣りがしたい!」との希望をずっと持っていたらしく、60歳を過ぎてから一念発起、小型船舶操縦士免許を取り、何百万円も出して船を買ってしまいました。

ちなみにこの船、奄美島唄の代表的なウタシャ(歌い手)の一人である坪山豊さんが作ったものとのこと。あ、正確には船の製作を生業としている方がウタシャもやってるということですけどね。

それからは、父は毎週末ごとに船釣りに行ってました。私もときどき同行。

奄美では、いろいろな魚が釣れますが、その一部をご紹介します。亜熱帯ですから色とりどりですが、基本的にはすべておいしいです。小さいのは唐揚げやみそ汁、焼き魚など、大きいのはお刺身でいただきます。( )の中は奄美の方言です。

奄美の代表的な魚ブダイ(イラブチ)。よく釣れます。すごい色ですが、身はきれいな白身でお刺身でとってもおいしいです。

ホウライヒメジ(カタス)。髭があるので「おじさん」と呼ばれる魚です。味は「おじさん臭い」と言われますが、私は唐揚げでいただくととってもおいしいと思います。

キヌベラ(クサビ)。こいつもよく釣れます。小さいので唐揚げでいただきます。

ヒトミハタ(ネバリ)。お味噌汁に入れると、出汁がものすごく出て、とってもおいしいです!

ヒラニザ(コーグル)。奄美の方言で皮のことを「コー」、黒色のことを「グル」といいます。この魚は皮が黒いので「コーグル」というということです。

ミナミクロダイ(チン)。30cm程度のある程度大きなのがたまに釣れます。お刺身最高!

カワハギ(ヤチャ)。カワハギの名の由来は「皮が剥がしやすいから」だとか。実際、皮を剥ぐのが好きでした(カワハギ君、ごめん)。身はしまっていて、適度な歯ごたえがあり、とっても美味ですっ!

 

うちの冷蔵庫には常に父が釣った魚が入っていました。その父も今は亡く、もう奄美で釣りに行くことはないでしょうね、私は、正直あまり釣りには興味がないので。でも、もちろん、父との釣りは良き思い出です。

今日は、ぼっとん便所のお話。もちろんこれは奄美に限ったことではありませんが、私の子供の頃の思い出の一つということで。

私の出身地は、奄美の中では都会の名瀬市です。そのため、トイレも、物心ついた頃から水洗でした。

両親の出身地は田舎の平田(へだ)であることは、前にご紹介しました(こちら)。名瀬から平田までは、車で2時間半程度の距離です(当時。今はトンネルがいくつもできて、だいぶ近くなりました)。

両親の出身地であり、かつまた、当時祖母が一人で住んでいたこともあり、私も両親と共にときどき平田に赴いていました。

当然祖母の家に泊まるのですが、トイレが・・・・、そう、ぼっとん便所だったのです!

若い方は見たことないですよね。いや、私だって遭遇したのは、後にも先にも、平田の祖母の家のみですもん。

見た目はまさに写真の通り。ボコッと空いている穴の中の光景は、それはそれはシュールなものでした。

〇大量のウ〇コが底の方でたゆたっている。

〇意外と大きな空間で、かつ、深い。

・大きさ(広さ):トイレの部屋そのものと完全に同じ大きさ。祖母ん家のトイレは写真よりずっと広かったので、下の空間もその分巨大で、恐怖がつのった。

・深さ:水面(って言うんですか?)までの距離が結構ある。おそらく1.5m程度。「ぼっとん便所はお釣りが来る」っていうけど、こと祖母ん家のについて言えば、遠すぎてそれはない。

 

イメージ湧きます?なんだかギシギシいって今にも抜けそうな床の下に巨大な空間があって、底に大量のウ〇コが溜まっている状態です。もしも床が抜けたら・・・、そうでなくても、この穴から落ちたら・・・・、ああ、僕ははかなく命を散らすのね。

という恐怖に常に打ちひしがれておりました。あまりに恐ろしいので、夜は絶対に行かなかったですね。

今は、祖母も亡く、あの家も取り壊されてしまいました。今となっては、良き思い出と言えば良き思い出です・・・。

私の子どもの頃の、ビックリ話をお伝えします。

わが家の日曜日のレジャーの一つに、「ウニ」がありました。

「明日はウニ行こうか」「あ、いいね、嬉しい」といった感じ。

当日は、お弁当を持たずに(これがミソ)、車で写真のような海へ行きます。

父と私はおもむろに服を脱いで水中メガネ・シュノーケル・軍手を装着し網を持って、海に入ります(母は浜でお留守番です)。

お目当てはウニ。沖まで出なくても、波打ち際からほんの数メートル、水深も十分に背が立つ程度の辺りの砂地に、いっぱいいっぱいいるのです。

奄美のウニは本土のバフンウニやムラサキウニとは別種類のシラヒゲウニです(写真)。

甘みがあって、とってもおいしいです。

 

このウニをひたすら採ります。少し採ったら浜に上がって、石で殻を割って内臓を海の水で洗い、身をスプーンですくっていただきます。海水で塩味がつくので味付けは不要です。

言うまでもなく最高です!

いっぱい食べますから、ウニだけでお腹がいっぱいになります。だから、お弁当は持って行かないのです。

食べきれない分は、持参した写真のようなビン(かなり大きなやつです)に身だけを入れて持ち帰ります。

毎回、3本ほどはいっぱいにして持って帰ってましたね。そのまま冷蔵庫に入れておいて、1週間ぐらいはウニ三昧です!

本当に素敵な素敵な思い出です。

今は、ウニがほぼいなくなってしまいました。原因は「業者の乱獲」であると聞いていますが、私の家族のような日曜日のレジャーも理由の一つであろうと思われます。

今にして思えばあまり誉められた行為ではなかったなと思いますが(大いに反省しています)、あの頃はウニの数は無尽蔵に思えてまさかいなくなるなんて想像もしていませんでしたし、また、いわゆる「古き良き時代」でもありますので、お許し願いたいと思います。

今日は、ゴキブリの話です。イヤな方(好きな人はいないか)は読まないでくださいね。

奄美は、自然いっぱいなので、虫も多いです。そして、いちいちでかい!バッタ、かまきり、ムカデ等々が、本土のの1.5倍〜2倍ぐらいの大きさがあります。

そしてゴキブリ、こいつも多い。木造の家が多いし、気候も亜熱帯ですからね、仕方ないことなのです。

あ、奄美の人はゴキブリなんてぜ〜んぜん平気ってのは、完璧なデマですからね。本土の人と同様に大っ嫌いだし、出たら叫びながら逃げまどいます。

そして、そして・・・、

次に言うことは想像がつくと思いますが、そう、奄美はゴキブリもでかい!のですっ!ゴキブリホイホイが3匹でいっぱいになるでかさって想像できますか。

さらになんと、ビックリの事実が!やつら、飛ぶ!のです!でかいのでバサバサとまるでコウモリのような羽音を響かせてこっちに向かって飛んできやがります!

もはや、リアルホラー映画ですよ・・・。

調べてみたら、奄美のゴキブリは特に固有種というのではなく、本土にいるクロゴキブリと種類は同じらしいです。ただ、気温が30度以上になると、なぜかゴキブリはよく飛ぶのだと。ええかげんにしろよ!

移住を検討されている方は、その辺の事情も検討材料に入れた方が良いと思いますよ

私の生まれ故郷である奄美大島でも新型コロナウィルスの感染者が出ました。


https://www3.nhk.or.jp/lnews/kagoshima/20200417/5050009951.html?fbclid=IwAR0V6GADapw6A2ZCewyVBt5MDXGDoSfcok-RddNq3A4wk2h4CZPrHklfqXA

持ち込んだのが、埼玉からの釣り客とのことです。

どうしてこんなときに、奄美に遊びに行くのでしょうか!?

まったくもって行動が理解できません。

奄美は高齢化率が高いので、蔓延すると恐ろしいことになるかもしれません。

お願いですから、本当にお願いですから、今はみなさん我慢してください。

私も、本日奄美に住む叔父がなくなりましたが、お葬式に行かないという苦渋の決断をしました。

今日は、奄美大島の動物達について

奄美は、「東洋のガラパゴス」と言われるように、固有の種がたくさん生息しています。その一部をご紹介します。

もっとも有名なのがこれ、アマミノクロウサギですね。奄美大島のみに生息するネズミぐらいの大きさ(小ささ)のウサギです。特別天然記念物。

夜行性なので、実は私は見たことがありません。「アマミノクロウサギを見ようツアー」があるようなので、観光で行かれる方は参加してみると良いでしょう(コロナ終息後にお願いします)。

ルリカケス。奄美にしかいない鳥です。天然記念物。とてもカラフルで美しいです。

ハブ。毒蛇です。こいつは恐いですねぇ。噛まれたら血清を打たないと命を失います。私は2度遭遇したことがあります。山の上に住む親せきの家に行く途中の山道と、浜にキャンプに行った際の夜中の岩場。どちらも、噛まれずに済みました。

アマミイシカワガエル。天然記念物。世界で一番美しいカエルと言われています。私は見たことがありません。

アフリカマイマイ。名前からわかる通り外来種ですが、私が子供の頃はよく見かけていたので(今はわかりません)、ご紹介します。

元々は食用のためにアフリカから輸入した数匹が脱走して増えたらしいです。夜中に雨が降った日の翌朝などは、通学途中の道でこいつが大量に車に轢かれて死んでいて、とても気持ち悪かったことを覚えています。

オットンガエル。大きいです。ガマガエルとは別種。奄美ではカエルのことをビッキャというので、こいつはオットンビッキャと呼ばれます。

名瀬の山羊島(小さな島。昔山羊が生息していたことからこの名がついた。今は山羊島ホテルになっている)近くの道端に「ビッキャ石」なるものがあります。

子カエルを背に乗せた親カエル(たぶんオットンビッキャ)の像です。昔は天然の岩でしたが、昭和45年の震度5の地震で崩れてなくなってしまったため、コンクリートで再建したものです(私は、当時の姿がうっすらと記憶に残っています)。

この場所が名瀬市街地の入口&出口であるために、交通安全を祈願する意味で「つつがなく今日もかえるの祈りかな」と彫られています。

奄美大島の全体像はこんな感じ(画像をクリックすると大きくなります)。

私の出身は、北の方にある奄美市名瀬ですが、両親は南の方の宇検村平田(うけんそん・へだ)部落です。

平田の様子です。1・2・3枚目はグーグルストリートビューから拝借し、4枚目はネットの画像検索で見つけました。

海、キレイでしょう!

奄美の大部分はこんな感じです。

一方、唯一の市である奄美市名瀬の街中はこんな感じ。

そこそこの街でしょ?そう、名瀬生まれ名瀬育ちの私は、奄美の中では「都会っ子」なのですよ、エッヘン!(いばるようなことか!)

※世はコロナで大変ですが(私も大変ですが)、こんなときこそ明るい話題を!ということで、奄美話を続けます。

奄美大島唯一の市が奄美市です。2006年の市町村合併時に、名瀬市、笠利町、住用村が一緒になって生まれました。

とはいえ、私は18歳のときに奄美を離れておりますから、私にとってなじみ深いのは、やはり「名瀬市」です。

私は、名瀬市に生まれて名瀬市で育ちました。

人口は、昔4万人程度、今はぐっと少なくなって、奄美市全体で同程度らしいです。

中学校ぐらいから奄美を出るまで、ずっとこの市営住宅に住んでいました(具体的にこの棟ではありませんが)。家賃は確か5000円程度だったと記憶しています。

市営住宅のすぐ前が海なのですが、たまに台風が来ると、すさまじい波しぶきが私の家の窓まで飛んで来て、子ども心にそれはそれは恐かったですねぇ。

私の家は4階だったのですが、同じ階段に住む世帯同士、とても仲が良かったことを覚えています。特に1階に住んでいたおじさんとは仲良しで、おじさんがしょっちゅう家に来ては、父と共に三線を弾いて島唄を唄っていました。とっても懐かしい思い出です。

この市営住宅は今でもあります。築50年ぐらい経つと思いますが、だいじょうぶなのでしょうか・・・。

少し、私の生まれ故郷である奄美大島について書いてみたいと思います。

※一つ、重要なお願いです。コロナが終息するまで観光で行くのはお控えください。どうぞお願いします。

鹿児島と沖縄の間に、奄美群島があります(大島本島、喜界島、徳之島、沖永良部島、与論島などから構成される)。その中で最も大きな島が奄美大島です。

私が「奄美大島出身だ」というと、「島の周囲は歩いて回れるの?」とか「島民はみんな親戚なの?」とかいろいろひどいことを言う人がいますが、実は、日本では佐渡島の次に大きい(淡路島よりでかい!)立派な島なんですよ!

調べてみたら、周囲は460kmもあるらしいです。人口も6万人います。

地形は、基本的に山がちで、山しかありません。あまり高い山はないのですが、なだらかな山が島全体を覆っている感じ。山が海岸線近くまで迫っているので、平地の面積はとっても少ないです。

産業は、観光と本場奄美大島紬ですね。大島紬は泥染めから人手で一から織り上げる伝統的な反物で、それはそれはすばらしいものですが、高級すぎるがために最近はあまり売れず、その存続が危ぶまれています。

ちなみに、私の父と母もずっと大島紬産業に携わって来ました。父が加工を行い、母が織っていたのです。

自然はそれはそれはキレイで、いわゆる「手つかずの自然」がそのまま残っています。そこら辺の海で波打ち際から5mも行くと、もうサンゴ礁と熱帯魚の世界。シュノーケリングで十分で大がかりなダイビングなど必要ありません。


山には、毒蛇であるハブがいます。恐ろしいですが、夜行性のため、夜中に山中を歩き回らなければまずだいじょうぶです。それに、今は各村々に血清が常備されていますから、亡くなる人はまずいなくなりました。

気候は、亜熱帯なので、温かいです。夏は30度を超えますが、それでも海風が涼しいので日差しは強いですが、それほど暑く感じません。冬は一番下がっても10度程度。雪はまず降りませんが、あられがよく降ります。

奄美紹介、なんだか面白そうなので、しばらくこのネタで行きます!

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1.次のような方からのご依頼はお断りすることがあります。

  • 社員を大切にしない方
  • 威圧的な方
  • All or Nothingな方
  • 犯罪行為を強要する方
  • 私どもと共に自社を造り上げるとの意識がない方
  • その他私どもがお客さまとして不適当と判断した方

2.従業員サイドからのご依頼はお受けしておりません(理由:信義則、利益相反の恐れ、使用者との折衝に立ち会えない)。

3.助成金受給のみを目的とする就業規則作成のご依頼はお受けしておりません。
⇒金額的にも合わないと思いますので(弊事務所の報酬規程はこちら)。その場合はよその社労士事務所へお尋ねください。