少し、私の生まれ故郷である奄美大島について書いてみたいと思います。
※一つ、重要なお願いです。コロナが終息するまで観光で行くのはお控えください。どうぞお願いします。
鹿児島と沖縄の間に、奄美群島があります(大島本島、喜界島、徳之島、沖永良部島、与論島などから構成される)。その中で最も大きな島が奄美大島です。
私が「奄美大島出身だ」というと、「島の周囲は歩いて回れるの?」とか「島民はみんな親戚なの?」とかいろいろひどいことを言う人がいますが、実は、日本では佐渡島の次に大きい(淡路島よりでかい!)立派な島なんですよ!
調べてみたら、周囲は460kmもあるらしいです。人口も6万人います。
地形は、基本的に山がちで、山しかありません。あまり高い山はないのですが、なだらかな山が島全体を覆っている感じ。山が海岸線近くまで迫っているので、平地の面積はとっても少ないです。
産業は、観光と本場奄美大島紬ですね。大島紬は泥染めから人手で一から織り上げる伝統的な反物で、それはそれはすばらしいものですが、高級すぎるがために最近はあまり売れず、その存続が危ぶまれています。
ちなみに、私の父と母もずっと大島紬産業に携わって来ました。父が加工を行い、母が織っていたのです。
自然はそれはそれはキレイで、いわゆる「手つかずの自然」がそのまま残っています。そこら辺の海で波打ち際から5mも行くと、もうサンゴ礁と熱帯魚の世界。シュノーケリングで十分で大がかりなダイビングなど必要ありません。
山には、毒蛇であるハブがいます。恐ろしいですが、夜行性のため、夜中に山中を歩き回らなければまずだいじょうぶです。それに、今は各村々に血清が常備されていますから、亡くなる人はまずいなくなりました。
気候は、亜熱帯なので、温かいです。夏は30度を超えますが、それでも海風が涼しいので日差しは強いですが、それほど暑く感じません。冬は一番下がっても10度程度。雪はまず降りませんが、あられがよく降ります。
奄美紹介、なんだか面白そうなので、しばらくこのネタで行きます!