※世はコロナで大変ですが(私も大変ですが)、こんなときこそ明るい話題を!ということで、奄美話を続けます。
奄美大島唯一の市が奄美市です。2006年の市町村合併時に、名瀬市、笠利町、住用村が一緒になって生まれました。
とはいえ、私は18歳のときに奄美を離れておりますから、私にとってなじみ深いのは、やはり「名瀬市」です。
私は、名瀬市に生まれて名瀬市で育ちました。
人口は、昔4万人程度、今はぐっと少なくなって、奄美市全体で同程度らしいです。
中学校ぐらいから奄美を出るまで、ずっとこの市営住宅に住んでいました(具体的にこの棟ではありませんが)。家賃は確か5000円程度だったと記憶しています。
市営住宅のすぐ前が海なのですが、たまに台風が来ると、すさまじい波しぶきが私の家の窓まで飛んで来て、子ども心にそれはそれは恐かったですねぇ。
私の家は4階だったのですが、同じ階段に住む世帯同士、とても仲が良かったことを覚えています。特に1階に住んでいたおじさんとは仲良しで、おじさんがしょっちゅう家に来ては、父と共に三線を弾いて島唄を唄っていました。とっても懐かしい思い出です。
この市営住宅は今でもあります。築50年ぐらい経つと思いますが、だいじょうぶなのでしょうか・・・。