本日は、上から目線の記事になってしまうことを、先にお詫びしておきます。それでもどうしても言っておきたいことがあるのです。



従業員は、労働法によってその権利が守られています。

 

権利は権利ですから、主張・行使することに躊躇はいりません。遠慮なぞは一切不要です。だからこその権利ですからね。

 

ただ、ひとつだけお願いしたい。権利を行使するのであれば、きちんと義務も果たしてください。

 

遅刻、早退、欠勤を平気でやる、上司の指示に従わない、協調性がない、ろくに仕事をしない・・・etc。義務は一切果たさないくせに、やれ有給休暇だ、やれ代休だと、権利ばかり主張するのは、法律うんぬん以前に人としてあるまじき行為です。

⇒いや、それでも、権利は権利ですから、主張されたら与えなければなりません。経営者はその点誤解なく。

 

最近の従業員の中には、己の権利主張に終始して、会社への感謝を忘れている人がいるように思います。

 

もちろん労働契約は対等な契約ですから、あなたが会社に貢献していることは多々あるでしょうが、逆に会社があなたにしてくれていることもまたたくさんあるのです。以下、挙げてみましょう。

 

〇あなたの仕事を確保

会社から仕事を与えてもらっているからこそあなたは仕事ができるのです。仮にあなたが自営業者であれば、日々の仕事の確保に奔走しなければなりません。仕事があることの幸せを噛みしめてください。

 

〇あなた(+家族)の生活を確保

会社があなたにお給料をくれるから、あなたとご家族は日々安心して生活できるのです。「仕事したのだから当然だ」などと言ってはいけません。従業員全員のお給料の原資を確保するのは、とっても大変なことなのです。

 

〇あなたの身分を確保

会社に勤めていなければ、あなたは無職です(自分で商売をすれば無職からは脱却できますが、自分で仕事を探して収入を得るのは大変なことです)。

「会社員」と「無職」とでは、信頼度が違いますよね。会社のおかげであなたは「信用できる人」として身分を保証されているのです。

 

〇労働・社会保険の保険料の約半分を支払ってくれる

あなたが病気になったりケガをしたり失業したり年を取ったりした際の保障をしてくれるありがた〜い労働・社会保険の保険料は、その約半分を会社が支払ってくれています。

たとえば、給与明細の健康保険料と厚生年金保険料の欄を見てください。何万円という金額でしょう?それと同額を会社があなたのために負担してくれているのです。従業員全員分だといくらになるか、ちょっと暗算してみてくださいよ。

 

〇それ以外

会社指定のスポーツ施設や保養所などを使えるサービスが提供されている場合もあるでしょう。

 

いかがですか、会社はあなた(+家族)に対してこれほど多くのことをしてくれているのです。感謝を持って一所懸命働くのが人の道というものですよね?

 

あなたが一所懸命働けば、会社もその気持ちに応えてくれるものです。「対等な労働契約」の「対等」とはそういう意味ではないでしょうか?せっかくですから、仲良く楽しくやりましょうよ。

 

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