今日は、「労働契約のあれこれ②」を書こうかと思ったのですが、よく考えたら土曜日です。いや、私自身は土曜日働いても全然OKですが、世は働き方改革の波がうねっている昨今です。一応今日は真面目な話はやめて、余談的なお話をしましょう(結局、書くんかい!)。

テーマは、文章は読者目線で。

 

 今、ある本を読んでいます。そういう意図ではないですが結果的に批判になるので、書名は明かしません。

この本、表紙に、「読むだけでわかるよー」とか「簡単に理解できる」といった美辞麗句というか、「とにかく誰でもすぐに読めておもしろいよー」といった感じのキャッチフレーズが散りばめられています。

「あ、これならきっと楽しく読めるに違いない」と誰でも思うし、私もそういう気持ちで手に取りました。

ところが、実際に読んでみると、いやいや、難しい、難しい。最初の10ページを読んだだけですが、早くも挫折しそうです。

理由は明白。
この著者は、読者が読みたいものではなく、自分が書きたいものを書いているから です。

きっと研究者なのでしょう。ご自分が研究して得た知識を、書きたくて書きたくて仕方がない、その気持ちに素直に従っているので、
読者目線というものが欠如している   のですな。頭のすこぶるよろしい方に多く見られる傾向です。

申し訳ないですが、見開き2ページの中に知らない人の名前が10個も出て来ちゃあ、誰も読む気なんてしませんよ。

表紙の美辞麗句は、おそらく編集者が書いたもので、きっと著者が執筆する前から決まっていたものでしょう。それをそのまま修正することなく載せてしまったので、内容との著しい齟齬が生じてしまったということでしょうね。

今回のお話に登場した書籍であろうが、ビジネス文書であろうが、社内通達であろうが、ここのようなブログであろうが(したがって、自戒も込めてということです)すべて同じですが、

文章は読み手の立場になって書く」 この教訓をわれわれは改めて心に刻む必要がありそうです。

お問合せ・ご相談はこちら

お電話でのお問合せ・ご相談はこちら
03-6760-0322

受付時間:9時~17時
定休日:土日祝祭日

就業規則がない会社に未来はない!
今こそ戦略的就業規則を作成し、ライバル会社に差をつけよう!
私たちは、就業規則の絶対的なプロです!

対応エリア
東京都及びその近県

お気軽にお問合せください

お電話でのお問合せ・ご相談

03-6760-0322

<受付時間>
9時~17時
※土日祝祭日は除く

東京労務コンサルティング
―社労士事務所―

住所

〒177-0035
東京都練馬区南田中2-20-38

営業時間

9時~17時

定休日

土日祝祭日

お名前(必須)

(例:山田太郎)
メールアドレス(必須)

(例:xxxxx@xyz.jp)
半角でお願いします。
ご質問はこちらへどうぞ(必須)
※2500 文字以内でお願いします

内容をご確認の上、よろしければ下記ボタンをクリックして下さい。

(上記ボタンを押した後、次の画面がでるまで、4〜5秒かかりますので、続けて2回押さないようにお願いいたします。)

入力がうまくいかない場合は、上記内容をご記入の上、メール(info@tokyo-consul.jp)にてお申込ください。

お知らせ

1.次のような方からのご依頼はお断りすることがあります。

  • 社員を大切にしない方
  • 威圧的な方
  • All or Nothingな方
  • 犯罪行為を強要する方
  • 私どもと共に自社を造り上げるとの意識がない方
  • その他私どもがお客さまとして不適当と判断した方

2.従業員サイドからのご依頼はお受けしておりません(理由:信義則、利益相反の恐れ、使用者との折衝に立ち会えない)。

3.助成金受給のみを目的とする就業規則作成のご依頼はお受けしておりません。
⇒金額的にも合わないと思いますので(弊事務所の報酬規程はこちら)。その場合はよその社労士事務所へお尋ねください。